図書館の新刊コーナーに
「オラクル流コンサルティング」
という書籍があり、読んでみました。
オラクル（Oracle）とはMicrosoftのSQLサーバーと肩を並べる
世界でも有数のデータベースソフトの会社です。
この会社のキム・ミラーという北米のコンサルタントが
コンサルティングスキルとは何か？いかに顧客から信頼を得て、
プロジェクトを成功に導くか？を自分の経験と知識を元に具体的な内容で書いています。
ちなみにコンサルタントという役割についてここでは「信頼できる助言者」だと定義しています。
一つ挙げてみます。
「メール」について
「メール」について
簡潔かつ簡単にまとめる。文章が長くなる場合は電話か直接会う。文章が長いと相手は後から読もうと読み飛ばすかもしれないし、そのうち読むのを忘れてしまうかもしれない。相手にリアクションがほしい時は件名に「リアクション求む」「参考までに」「ご登録ください」などを入れると相手に重要性が伝わりやすい。
こういった内容です。当たり前に実行している人ももちろんいると思います。もっとより良い方法を実践している人もいるでしょう。ただ、ともすれば経験積むしか無いよ、で済ましてしまいそうな事をこうするべき理由、してはいけない理由、ともに具体的に説明をつけてしかもメジャーなIT企業の中の人が解説しているのはなかなか面白いと思いました。
コンサルタントに関する内容ではありますが、IT業界に携わっている人にも十分に参考になる内容だと思いました。本の構成も読みやすい作りでしたので皆さんも機会があれば読んで見られたらいかがでしょうか