HOME  -  スタッフコラム

<< 戻る コラム最新コラムへ >>
☆スタッフITコラム☆
  テレビ番組でも紹介された熊本のスタートアップ企業について
 By やま 2016/07/04

「ガイアの夜明け」というテレビ番組でも紹介された熊本のスタートアップ企業についてご紹介したいと思います。

まず、スタートアップという言葉についてですが、英語では「行動開始の、操業開始の」などの意味があり、スタートアップという言葉はシリコンバレーから来たものだそうです。

どういった企業をスタートアップ企業と呼べるのか?ベンチャー企業との違いは何か?とか定義は細かくあるようですが、ざっくりと
・今までにないイノベーションを起し世の中を変えることを目的としている
・非常に高い率で成長し続けるビジネス形態である
・市場開拓フェーズにある
そのような企業の事をいうようです。

熊本のスタートアップ企業といわれている会社なのですが、衣類関係の「シタテル」という会社でファッション業界のGoogleを目指すという企業です。

どのようなことをやっているのか?
まず背景として、熊本は実は中小零細の衣類の縫製工場が多く、それも世界の名だたるブランドを支えてきた技術力のある工場が熊本にはあったのですが、卸価格が低いのと、競争とでどんどん工場がつぶれていったそうです。
そこで「シタテル」がその高い技術を持った中小零細の工場と服を作りたい大小様々な小売業者、ブランド、メーカをマッチングするWebサイトによるプラットフォームを作り上げた企業だそうです。

今までは洋服を作るのに最少ロット数百枚、金額も数百万、期間も半年から1年かかっていたそうなのですが、「シタテル」により最少ロット30枚から、期間も1カ月から2か月で有名ブランドの服も作っている工場で高品質な服を短期間・低コストで作れるようにしたということでした。

「シタテル」の特徴は、ITを活用して、提携工場の稼働状況や得意分野、保有技術といった特徴を把握し、依頼者と適切な形でマッチングさせることですが、これにIoTをプラスしてスマート工場プロジェクトを進めているということでした。

IoTを活用して、どういった形(システム)になるのか楽しみです。


<< 戻る コラム最新コラムへ >>