先日イラスト制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」のアップデートがあり、保存アイコンが見慣れたフロッピーではなく、ストレージのイラストになっていました。
ほとんどのソフトで長らく、「保存=フロッピーのアイコン」というイメージがありましたが、よく考えてみればフロッピーディスク自体がほとんど使われていないので、フロッピーのアイコンも「なにこれ?」という世代の人も多いのではないでしょうか。
そういう意味では、直感的な操作のためのアイコンはフロッピーじゃなくても良いのかもしれません。
とくに保存などはほとんどの場合ショートカットキーで操作を行うので、アイコンが変わっても、どのアイコンが保存か分からなくなったということはほとんどないと思われます。
似た例でいうと、スマホの電話機能のアイコンは受話器のものになっていますが、家に電話機がある家庭も以前ほどは多くないでしょうし、受話器のアイコンを見ても「なにこれ?」と思いながらタップしているユーザーもそれなりにいると思います。
フロッピーも受話器も知らないけど、そういう機能の目印として認識している人が多い場合、アイコンは変わってもいいのかもしれません。
ただ、その意味を知っている人が却って混乱するケースもあるので、慎重に検討するべきと思います。
個人的には、保存アイコンがフロッピーではなくなったのは肯定派です。少し寂しい気もしますが…。