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　先日23日、楽天カードおよび楽天ペイで障害が発生していました。一時、楽天カード、楽天ペイでの決済が出来なくなっていました。

　楽天カードは1800万人以上の会員数があるそうです。普通の店舗での利用だけでなく、ネット決済もできなくなるので、その影響はかなり大きかったのではないでしょうか。今はキャッシュレス前提に現金をあまり持ち歩かない人もいると思うので、困った人も多かったと思います。私もクレジット利用できるところでは必ず利用して、現金しか使えない店舗はなるべく利用しない方針なので、自分の使っているクレジットカードが同じように突然利用出来なくなると短期間でも非常に不便だと思います。

　また、この報道で私が注目したのが、不具合の理由というのがデータセンターの障害ということでした。その会社がQTnetと知って驚きました。九州電力の子会社で、MVNO（格安SIM）のイメージが大きくて、どちらかというと九州のローカル的なイメージがあったので、全国規模の楽天が利用していたというの凄いと思いました。
　データセンターの無停電電源装置設備の更新中のトラブルということで、楽天だけでなく九州電力やその他260社、自治体にも影響があったとの事です。QTnetのホームページを見てみたら、データセンターは福岡に3箇所（うち1つは今年の9月にオープン）あり、ここのどこかで障害が発生したのでしょうか。QTnetはデータセンターだけでなくクラウドサーバー等も提供しており、影響が大きかったようです。九州の企業が楽天のデータセンターとして利用されていたという事実に驚いたとともに、クラウドを利用する側も障害時の対策を考慮する事が今後は必須になってくるかもしれません。また、QTnetの事を思うと今後の対応とかもし補償問題とかになると大変だろうなと心配です。