働き方改革に関連して、テレワークという言葉を耳にしたことがあるかと思います。
テレワークとは「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語で、
情報通信技術を活用し時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態のことです。
自宅で業務を行う在宅勤務や、サテライトオフィスなどを利用する施設利用型勤務、
施設に依存せず、いつでも、どこでも仕事が可能な状態のモバイルワークなどがあります。
従業員、企業の双方に様々なメリット、デメリットがあります。
■時間の有効活用
・通勤の負荷を軽減、通勤時間が減ることで使える時間が増える
■ライフイベントに合わせた働き方が可能
・住む場所がオフィスの場所に左右されなくなる
・子育てや介護をしながら仕事ができる
■業務の見直しや生産性向上
・情報共有ツールの活用が進み、意思決定の迅速化や業務の「見える化」につながる
・セルフマネジメント力が高まる(進捗管理や成果の意識)
・作業に集中しやすい(電話応対やオフィス内の人目を気にしてしまう)
■その他
・通勤費、電気代や用紙代などの事業運営コストを削減
・企業イメージの向上
■デメリット
・時間管理の問題(働きすぎていないか、ちゃんと働いているか)
・セキュリティ管理の問題(機器やルール作り)
テレワークに限ったことではないかもしれませんが、
企業と働き手の両者でより良い仕組み作りを行っていくことが重要となってきます。