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☆スタッフITコラム☆
  ソフトバンクホークスのIT活用
 By タカ 2019/03/25

 いよいよ金曜日からプロ野球シーズンが始まります。さて、ソフトバンクホークスのIT活用について少し話をします。ホークスは選手、コーチ陣にiPhone、iPadを支給して色々なデータやツールを提供し、戦力アップの手助けをしています。日本でiPhoneが発売されて2年後にはiPhone、その2年後にはiPadを支給しています。選手は過去の他チームも含めた試合画像やデータをいつでも確認する事が出来ます。
 本拠地のヤフオクドームには数十台のカメラが設置されていて、色々な視点からの映像を確認したり、映像に自身のフォームを重ね合わせてチェックするという事も出来るようです。ここ最近のホークスは練習施設の充実なども図ってきていますが、それぞれの相乗効果で強くなってきていると思います。プロ野球選手というのは高度な技術を持ち合わせた人達ですが、その人たちに具体的な数値等の情報を与える事でさらに技術向上が図れるものと思います。
 また、ホークスは応援するファンにも次々とサービスの拡充をおこなっています。昨年のクライマックスシリーズから取り入れられた「AIチケット」もその1つです。さまざまなデータを元に、チケット料金をリアルタイムに変動させて販売するという仕組みです。過去の売上実績、チーム順位、対戦相手、席位置等から代金を計算するそうです。チケット購入時には、航空機チケットのように1席ずつ自分で指定でき、かつその席からどのように球場が見渡せるか360度3Dビューで確認する事が出来ます。AIチケットで購入できるのは今のところ1試合1500席とドームの収容人数全体の4%も無いのですが、今後拡大していくかもしれません。
なお、3Dビューは人っ子一人いない空のドームが表示されるのですが、選手や観客が入った状態での3Dビューも観られると雰囲気が違っていいかなと思います。


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