マカフィーから2018年の10大セキュリティ事件が発表されていました。
1位は1月に発生した「コインチェック 仮想通貨流出」でした。
被害額が580億円相当と大きかったこともあり、ニュースでも連日大きく取り上げられていました。
Facebookの個人情報流出(6月、9月に発生)が、6位にランクインしていました。
こちらも件数が数千万件と大きかったことで、かなりのインパクトがありました。
この他にランクインされていた事件で多数を占めていたのは、
上述の様な特定企業の事案ではなく、「不正メールによる詐欺」に関するものでした。
以前から不正メールによる詐欺は発生していましたが、
今年発生した案件では、佐川急便、Amazon、Appleなど実在の企業を騙り、
タイトルに「重要」「アラート」を使うなど、ぱっと見ただけでは本物だと信じてしまいそうな、巧妙な手口の不正メールによる被害が多発しました。
ランキングには入っていませんでしたが、メールに本物のパスワードが記載されているという手口もありました。
個々の意識がセキュリティ対策には重要となってきます。
メールの送信者やサイト情報が正しいものか、確認する
同じID・パスワードを使いまわさない
など個人でできる対策は色々とあります。
明日は我が身という言葉もありますが、できることから実践していきましょう。