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☆スタッフITコラム☆
  Googleが新OSを「Fuchsia」を開発いていることについて
 By やま 2018/07/23

Googleがひそかに開発しているOS「Fuchsia」については、2016年には存在は明らかになっていました。当初はIoT向けのOSとして開発されているとみられていましたが、先週ネットの記事によると、3年以内にスマートスピーカーに、最終てきには5年以内にAndroidを置き換えるとという憶測が流れました。

Googleのモバイル向けのOS、Androidは日本でこそ50%ぐらいのシェアですが、世界で見ると80%ぐらいのシェアを持っています。そんなAndroidをすてて新しいFuchsiaに置き換えるのか?ちょっと疑問が残りますが、Androidは今色々と問題を抱えています。

まず、EUから独占禁止法違反で5700億円の制裁金をかせられています。
また、AndroidははJavaの技術を使っていてそのJavaの著作権を持っているOracleから約1兆円の損害賠償を求められています。2010年からこの裁判は続いていて、2018年3月の裁判ではOracle側が勝利し、Googleは最高裁に控訴するか?という状況ですが、Oracle側が有利な状況です。

こんな状況もあって、あながち無いとは言い切れません。

Googleもディベロッパーに対して、今後はFultterというソフトウェアを使って開発してくれとプッシュしています。
Fultterを使えは、Androidでも動くし、新しいFuchsiaでも動きまたiOsでも動くアプリを作れるということです。

現在Androidは無料でいろんなところで使われていますが、裁判の結果によっては無料でなくなったり、新しいOsに置き換えられたりするかもしれません。

今はまだ憶測の状態ですが、もしそうなったら影響は大きいものになります。



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