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☆スタッフITコラム☆
  Python(パイソン)について
 By やま 2017/04/24

本日はPython(パイソン)というプログラミング言語について、ご紹介したいと思います。

日本ではまだ、それほどメジャーな言語ではないPythonですが、海外ではJava、C言語に次ぐ人気で、「Google三大言語(C++,Java,Python)」の一つでもあります。
Googleの最初のクローラはPythonで書かれ、社内の様々な業務でもPythonが使われています。InstagramやDropboxといった有名なソフトウェアでもPythonが使われていたりします。自動運転などのAIやビッグデータ解析の分野では欠かせない存在です。

日本では、最近のAIや機械学習、データ分析のブームを背景にPythonのニーズも高まっており、2016年のプログラミング言語別平均年収ランキングでは他のメジャーな言語を抑えてPythonが1位になったほどです。

Pythonの言語の特徴としましては
1.保守性が高い
Pythonは「読みやすく、効率も良いコードをなるべく簡潔に書けるようにする」という思想で作られており、しっかりとした基準や決まりがある言語で、コーディングの自由度を少なくしています。そのため初心者でも熟練者でも、誰が書いても同じようなコードになるため、パッとみて読みやすく、これが保守性の高さにつながっています。

2.ライブラリが充実している
機械学習や高度な数値計算のライブラリが充実しているため、機械学習やデータ分析の分野ではPythonが一歩抜きに出ています。

3.マルチプラットフォームである
Python事態はWindos、Mac、Linux/UNIXなどのOSに対応しており、一度書いたソースコードを変更なしにほかの環境でも使えます。
しかし使えるライブラリにはOSによる差があるので、そこには注意が必要です。

4.汎用的に使える
Pythonだけで、ウェブサイトやGUI、複雑な科学計算、ロボット向けのアプリケーションまで作成することができます。

弊社でもIoT関連プロジェクトでデータ分析を行う機会があるかと思いますが、その際にはPythonを検討してみてもよいのかなぁと思いました。


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