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☆スタッフITコラム☆
 TRONは今・・・
 2020/12/03

TRONというOSをご存知ですか?
かつて純日本製OSとして大きな期待を寄せられていたOSでしたが、日米貿易摩擦の煽りをくらってほぼ闇に葬り去られた悲運のOSです。
しかし不幸なOSはTRONの中でもBTRONと呼ばれるパソコン向けのOSで、家電などの組込OSとして開発されたITRONは現在も大活躍中です。
ここでITRONの話も面白味が無いのでBTRONの方で攻めてみようと思います。

実は私自身TRONの存在を意識したのは最近で、それまではトロンというと温泉センターかディズニーの映画しか想像できませんでした。
先日パーソナルメディア社の「超漢字4」というOSを触る機会があったのでちょっと遊んでみました。
(しかしこのOSのネーミング。私はこっぱずかしくて大声で言えません。普段から若い子なんかに「チョーって言うなー!!」とか言ってるのに・・・。)
さて「超漢字4」を起動してみると、その起動速度に驚かされます。携帯電話なみの起動速度です。それから日本語表示の美しさ。これはやはり多言語OSをうたっているだけあってすばらしいです。
システムに関しては「実身/仮身モデル」と呼ばれるインタフェースは慣れるまではちょっと違和感がありますが慣れてしまうと現在のWindowsやMacOSよりも安心して使える感じです。
と、褒めるのはここまで。これから文句に入ります。
まず、画面がいまひとつ洗練されていない。一昔前のLinuxっぽいウィンドウは好みはあるでしょうが、MacOS XやWindowsXPに比べるとやはり見劣りしてしまいます。
それから無理矢理日本語にしたような各部の名称。「パーテーション→区画」「ファイル→用紙?」「インストール→登録」。結局他のOSに慣れてしまっている私にはかえってわかりにくくなっています。
やはり全体的にはPCというよりは、「マウスの使える携帯電話」「やたら高機能なワープロ専用機のようなインタフェース」というのが第一印象です。
まぁこれは私が1日触っただけでまだ使い込んでないせんなんでしょうが、やっぱり第一印象ってのは大事です。私はいまのところこのOSで開発したいとは思いません。

しかしこれらの印象は「超漢字4」にあるのであって、現在主に1社のみの販売で「競争原理が激しく働いていないこと」「開発者が少ないこと」を考えるとしょうがないのかも知れません。
BTRON自体はWindows(MS-DOS)、MacOS、UNIXなどとは一線を画したすばらしいOSだと思っています。
最新版の「RedHat9」も使ってみたのですが、これまで多くのディストリビュータがしのぎを削ってきた(もっとも最近はディストリビュータも元気がないですが)Linuxはやはり洗練度がまったく違うといってよいでしょう。

「で結局お前はBTRONを使うのか?」って?
いや、使わないでしょ。仕事ないし・・・

というところで今回はおしまい。

--もうすでにGWが楽しみでならない「T」


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