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☆スタッフITコラム☆
  飲食店IoT
 By がっちゃん 2017/10/16

今日は、飲食業のIoTサービスについてご紹介します。

期待値の大きい新サービスが2017年6月に開始されました。
名前は、
プットメニューという自動オーダリングシステムです。
システムの開発には、帝人、シャープ、シャープビジネスソリューション、ソフトバンク・ペイメント・サービス、日本マイクロソフト、東武トップツアーズといった有力企業が携わっています。

システムを利用するにあたっての準備としては、まず店舗側が帝人製の特殊な樹脂シート(注文電子シート)をテーブルの下に貼り付けておきます。
これは電波制御しながらスマートフォンと通信する特殊機器で、
テーブルのIoT化が実現するものです。
次に客側は、スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、来店前にメニューを注文しておきます。
あとは来店時にそのスマートフォンをテーブルに置くだけ。
自動的に注文電子シートが厨房に情報を送り、料理がテーブルに運ばれてくるという仕組みになっています。


また、注文だけでなく決済もスマートフォンから可能。これによりクレジットカードや現金がなくても、各キャリア決済(「ソフトバンクまとめて支払い」、「ドコモケータイ払い」、「auかんたん決済」)、LINE Pay、PayPalなどを利用して支払うことができます。

システムの利用は従来の予約とは異なり、これまでのオペレーションを変える負担もなく、注文業務やレジ業務を削減できるという店舗側のメリットがあります。来店客がそれぞれ利用するスマートフォンが店員の持つハンディターミナルの代わりになるため、設備投資の削減にもなるとのことです。

そのほかの店舗側のメリットとして、システムの専用アプリは12言語に対応しており、客側が外国語で注文しても店舗側は日本語でオペレーションが可能で、わざわざ外国人スタッフを雇用しなくても、対応を実現することができるそうです。

飲食業のIoT今後も注目です。


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