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☆スタッフITコラム☆
  「統計ダッシュボード」について
 By やま 2017/05/29

本日は、今月5月12日に総務省より公開されました「統計ダッシュボード」というサイトについてご紹介したいと思います。

【統計ダッシュボード】
http://data.e-stat.go.jp/dashboard/

統計ダッシュボードとは、国が持っている国勢調査や経済センサスといった統計データをグラフで一覧で確認できるサイトです。
一番の特徴としては、そのグラフを自由にカスタマイズできる点で、比較するデータを追加したり、時系列や地域別のグラフで確認できるようになっています。そのカスタマイズしたグラフをお気に入りとして保存できるようにもなっています。

データは政府が持っているデータだけではなく、民間にも協力を得ており、新車販売台数や日経平均株価のデータも確認できるようになっているそうです。

現在約5,000のデータで55種類のグラフを確認できるようになっているのですが、今後も充実させていくそうです。

これは政府のオープンデータ政策の一環かと思いますが、政府がオープンデータに取り組みだして4年ぐらいたち、取得できるデータも増え、これからも増えていくかと思います。
こうやってダッシュボードという形で1か所に集まってくれれば、利用する側としては使いやすいものになるかと思います。

これまででオープンデータやIoTなどで比較的簡単にデータ自体は取得できるようになったと思います。今後の課題としては、利用する側で、そのデータをどう活用するのか?のデータリテラシーの部分にあるかと思います。データを正しく見て、理解し、必要な行動に結びつけられる能力。この能力が日本は他国と比較して劣っているらしく、これからはこの能力が重要になってくるのではないかと思います。



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