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☆スタッフITコラム☆
  UX(User Experience)について
 By やま 2017/02/20

最近、Web系の記事を見ますと「UX」という言葉をよく見ますので、調べてたことについてご紹介します。

■UXとは
UXは、ユーザエクスペリエンス(User Experience)の略で、Experienceは英語で「体験・経験」を意味します。
UXとはユーザがシステムを利用することで得られる経験をさします。

よくUI/UXとセットで使われることが多いのですが、

■UIとは
UIは、ユーザインターフェイス(User Interface)の略で、Interfaceは「接点・接触面」を意味します。
UIとはユーザとシステムをつなぐ接触面のことを言います。

ちょっと違いがわかりずらいのですが、UIは単純に画面のデザインだったり、ボタンの配置、フォントなどの見た目や操作性のことを指しますが、
UXはシステムの操作性、わかりやすさだけでなく、ユーザにポジティブな感情を与えることを目的としており、システムを利用するときのユーザの経験や感情を考えながらデザインすることを重視します。

もう少し柔らかく言うと、「使って心地よい」であったり、使う前に「面白そう」と期待することや「楽しかった」という利用後の満足感といったハッピーな体験をどう提供するかを考え、それを実現するためのアプローチがUXデザインです。

■「なぜUXが注目されているのか」
なぜ、UXが注目されているのかというと、まず一つ目に挙げられるのが「競合との差別化」です。
WEBに限らず、商品・サービスが飽和状態にある現代社会において、ユーザは単に機能や性能が良いというだけで製品・サービスを選ばなくなっています。ユーザは実現したいことをより楽しく・心地よく実現できるかという体験に価値を求めるようになってきました。
そのためUXが競合との差別化における重要なポイントとして注目されるようになりました。

2つ目はスマフォの普及です。
スマフォの普及により、いつでもどこでもネットワークに接続できるようになり、Webサービスやアプリを利用するシーンや環境が多様化しました。サービスを開発する側も、ユーザの利用するシーンや環境を考えたサービスづくりが必要とされるようになってきました。

これまでUXのことについて書いてきましたが、
UXは単に見た目や操作性だけではなく、そのサービスとの出会いから、利用後の終わりまでどうユーザに良い経験・体験を残すかをデザインすることですが、このUXの概念だけを見るとそんなに新しい印象は受けませんでした。
ただし「モノから体験・経験へ」や「スマフォの普及」など時代の変化もあって注目されていると感じました。



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