先週、ある雑誌で「集中力」について特集されていましたので、その内容についてご紹介したいと思います。
まず、なぜ今集中力なのか?というと、昨年電通の過労死自殺もあり、長時間労働が社会問題になっています。政府も「働き方改革」として長時間労働の是正に力を入れています。
それとは反対の動きで、ヤフーでは数年後をめどに週休3日制の導入を検討しています。
このように社会全体としては、労働時間の削減という流れで動いています。
しかし、単純に労働時間を減らすということだけでは、仕事のアウトプットが減り、企業の業績は低迷するということになります。
そこで、仕事の効率を高めるために「集中力」が特集されていました。
まずは「集中力」に関するデータからご紹介します。
・集中力が一番高い曜日は「水曜日」
メガネメーカのJINSが集中力を計測できる機器を開発して、それを利用した人の結果をデータ分析した結果、「水曜日」が一番集中力が高かったそうです。反対に「月曜日」と「金曜日」は目立って集中力が低かったそうです。
この結果から言えば、集中力を必要とする重要な仕事は「水曜日」にやるのがいいかもしれません。
・現代人の集中力の持続時間は、金魚以下。
アメリカのマイクロソフトの研究チームが現代人の集中力はどれくらい続くのか?計測したところ、たった8秒だったそうです。ちなみに金魚は9秒続くということですので、現在人の集中力は金魚以下ということになります。
次に集中力をアップさせるコツは
・マルチタスクをやめる
人間の脳は一度に一つのことしか処理できないので、同時にあれこれやると集中力を発揮できないそうです。
・作業モード、休憩モードをきっちり分ける
作業モードと休憩モードをきっちりとわけるといいそうです。時間は人によって違いますが25分作業して、5分休憩するのが一般的なリズムだそうです。
最後に集中力を長続きさせるには、「リラックス」と「姿勢」だそうです。
緊張やストレスのある状態ではなかなか集中しずらく、また肩や腰に負荷のかかる姿勢では集中も続きません。
色々とあげましたが、ネットでも「集中力をアップする方法」を検索するといろいろな方法が載っています。
自分に合ったやり方があるかと思いますので、いろいろ試してみて、短時間でよいパフォーマンスの仕事できればと思います。