銀行口座の開設や店頭での住所変更などの手続きには、
届け出印が必須となっています。
この銀行業務に深く根付いた印鑑文化を変えようと、
日本のメガバンクが動き出したようです。
入出金や名義・住所変更のなどの諸手続きのため、
印鑑に代わってサインの形状や筆圧を電子的に登録する「電子サイン認証」。
指静脈情報を登録すれば口座を開設でき、
生体認証で取引や諸手続ができる印鑑レスのサービス。
届け出印なしで、任意の支店の銀行口座を開設できる
スマートフォンアプリ「スマート口座開設」。
等々。
いずれにしてもデジタル機器は必須となりそうですね。
印鑑の届け出は、銀行が設立された明治のころからはあったようです。
印鑑は簡単な認証手段ですが、偽造や紛失や盗難で悪用される
リスクがあります。
欧米ではサインの登録が一般的です。
サインの認証も難しそうですけど!
印鑑レスとなるのはうれしいことですが、
各銀行固有のサービスではなく
統一したサービスの導入を進めていった方がいいような...