経済産業省によると、スポーツ産業の市場規模は約５兆円になります。
見るスポーツ、するスポーツを合算した値で、
関連産業を含めるとその倍の数字になるようです。
ただし、外国と比べると大きい数字ではないようです。
来月にはリオオリンピック、その4年後には東京オリンピックが始まります。
日本はオリンピックを通じて市場規模を３倍に拡大することを目指しているようです。
日本でのスポーツを求めて訪日する外国人の増加を期待しているようです。
市場規模を拡大するのは賛成ですが、
どうやって実現していくのか少し疑問が残ります。
日本でのメジャーなスポーツといえば、野球やサッカーですが、
それを目的に訪日するとは思えません。
野球であればアメリカ、サッカーであればヨーロッパなので。
日本であれば相撲ですが、競技人口を考えると対象からは外れていると思います。
訪日してもらうのも良いのですが、
もっと気軽に見られる環境作りも必要ではないかと思います。
WEB上でスポーツの動画を見るのもひとつの手段ではないかと思います。
実際、野球ではネット配信事業が始まっているようです。
外国人を対象としているかどうかわかりませんが、
パリーグと高校野球は見れるようになっています。
サッカーもイギリスの動画配信大手と契約を結ぶことになったので、
すぐに見られるようになると思います。
個人的には野球やサッカー以外のマイナーなスポーツを見たいのですが、
いろいろと厳しいでしょうね。
気軽に見られる環境が整ってほしいです。