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☆スタッフITコラム☆
  チャットボットについて
 By やま 2016/05/23

最近よく「ボット」という言葉を耳にしますので、いったいどういうものなのか?気になって調べてみました。

まず、ボットとはロボットの略称で、単に「ボット」といった場合は、インターネット上における何らかのタスクを自動で繰り返し続けるプログラムの事を言うそうです。

最近ボットというと「チャットボット」の事を指すそうなんですが、

チャットボットを日本語に直すと「人工無能」となり、これは、人工知能は人間の知能をコンピュータ上で再現したシステムですが、人工無能は人間がプログラムした言葉で“それらしい”返信するようにプログラムされているだけだからだそうです。

チャットボットもいくつかの種類があり、内蔵されている言葉を返すだけのものもあれば、ネット上から情報を取集するもの、会話を繰り返すことで学習していくシステムになっているものもあるそうです。

そんなチャットボットですが、
このチャットボットへの関心が今年に入り急速に高まっています。

チャットボットが注目されている背景として、
スマホ向けアプリのダウンロード数は現在も伸びてはいるが、成熟しつつある。
アプリの開発・販促にかかるコストは上がり続けている。
その反面、ユーザのアプリに対する熱は冷めつつあり、アプリをダウンロードし、アプリ間を移動するのが煩わしくなってきている。アプリをダウンロードしても、その4分の1は一度使ったきりで破棄されている状態である。

この流れに抵抗しているのがLINEやメッセンジャーなどのインスタントメッセージアプリで、
少なくとも1種類のメッセンジャーアプリをインストールしている人の数は25億人。
数年以内には36億人に達すると予測されており、実に人類の約半数の人が使うことになり、使用頻度・時間も伸びている。

そんな状況の中、4月に入って、LINEとFacebookが各プラットフォームと連携したBotサービスをオープン化にすると発表しました。

Facebookによると、チャットボットを普及させて現在のスマホアプリの代わりになるものにしようと考えているようです。

開発者にとっては、オープン化で開発しやすくなり、またスマホアプリとは違い、ボットはサーバ上にあるため、保守がしやすくコストが小さくなる。
ユーザにとってもインストールする手間がなくなるといったメリットがあるそうです。

まだ出始めですので、ただの流行で終わるのか?かつてFacebookが流行ったように、飲食店や企業等が取り入れるまで普及するかはわかりませんが。

今後も注目していきたいと思います。



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