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今回は、現在、金融業界で注目されている「FinTech」(フィンテック)についてご紹介したいと思います。
フィンテック(FinTech)とはファイナンス(Finance)とテクノロジー(Tecｈnology)をを組み合わせた造語で、金融とITを融合した金融サービスの事を言います。
これまでもオンラインバンキングやオンライン取引などITを活用した事例は数多くありましたが、ビックデータなどにより、ユーザの細かなニーズをくみ上げたサービスを実現したり、モバイル機器での金融取引を主流にしている点などが、従来の金融機関が提供するサービスとは異なります。
フィンテック関連のサービスといっても
・モバイル決済
・クラウドファンディング
・投資などのロボットアドバイザー
・家計・資産管理アプリ
・クラウド会計
・ブロックチェーン
・仮想通貨
など多岐にわたり、一概に『これがフィンテックです。』といえるようなものではありません。
中でも私が注目したのが、クラウド会計と家計管理アプリです。
まず、クラウド会計ソフトについてですが、Freeeという会計ソフトがあるそうです。
Freeeと企業の銀行こ口座やレジと連動させることで、入出金データが同期されて表示され、ユーザは「売上」「費用」とクリックで仕訳していく感じの会計ソフトです。
料金は、個人事業主プランが月額980円、法人プランが月額1980円になっています。
次に、家計管理アプリについてです。
私もそうなのですが、複数の銀行に口座を持っており、クレジットカードも何枚か使っていて、この支払はこの口座から、カードの支払はこの口座からと別々になっており、一つ一つの明細を確認するのにも手間がかかり、いったい月にいくらお金が出て行っているのだろう？と把握できていない人も多いかと思います。
家計管理アプリを使えば別々の金融機関のIDとパスワードを登録しておくだけで、それぞれの口座の明細をスマホ上で自動で収集して表示してくれて、家計のキャッシュフローが把握できるというアプリです。
このフィンテックという言葉は、一時的な流行といわれてもいますが、より便利で安全なサービスが生まれればと思います。
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